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リフレクソロジー(足裏マッサージ)は、気持ちいいだけ?

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よく足つぼマッサージなどと言われますが、実は足裏には、ツボは1つしかないんです!「湧泉」というツボです。
足の5趾を内側に曲げてくぼみができる場所にあります。
泉が湧く場所、東洋医学では「気」が湧く場所とされていて、体のエネルギーを司る万能ツボです。

目次

では、リフレクソロジー(足裏マッサージ)とは、なんなのでしょう?

リフレクソロジーとは

リフレクソロジーとは、直訳すると「リフレックス=反射」「ロジー=学問」を組み合わせた造語、つまり反射学という意味です。人間の体の臓器や骨、神経などの各部分が足裏に反射区として出ると考えられているのです。

この反射の考えに基づき、足裏や甲にある反射ゾーン及びポイントを指で刺激することで、全身の機能を活発にし、人間が本来持ち合わせている『自然治癒力』を最大限に引き出し、健康の回復・維持・増進を図るものです。また、足裏を気持ちよく刺激することで、リラクゼーション効果をもたらします。

このようにリフレクソロジーは肉体的な機能の向上と精神的なリラックス効果を合わせ持ち、

最近注目されている「ホリスティック医学(西洋医学と東洋医学を融合させた、人間を「体・心・気・霊性」等の有機的統合体ととらえ、あくまで病気を癒す中心は患者であり、治療者は援助者である。治療よりも 養生、他者療法よりも自己療法が基本であり、ライフスタイルを改善して患者自身が持つ【自然治癒力】を高め、増強することを1番の目的とした医学)」の範囲に含まれる心と身体の足裏健康法とも呼べます。

自然治癒力

西洋式・東洋式

リフレクソロジーは大きく分けて、欧米を中心に普及している「西洋式リフレクソロジー」と、中国・台湾を中心に普及している「東洋式リフレクソロジー」の2つが存在します。日本ではそれぞれ「英国式リフレクソロジー」「台湾式リフレクソロジー」と呼ばれるのが一般的ですが、いずれも発祥はアメリカで、アメリカ人医師が提唱した「ゾーンセラピー」が元になっています。

ゾーンセラピーとは、「体調や心の状態は体のゾーン(各部位)に表れる」という理論に基づき、ゾーンを刺激することで健康を促進させるという施術法。西洋式リフレクソロジーはこのゾーンセラピーの理論をほぼそのまま取り入れているのが特徴で、東洋式リフレクソロジーは東洋・中国の伝統医学や独自の理論や技術を加え発展したものといわれています。

ちなみに英国式リフレクソロジーは、イギリスが発祥というわけではありません。日本人セラピストがイギリスでリフレクソロジーを学び、日本に持ち込んだ際に英国式と名付けたのが始まりで、「西洋式リフレクソロジー」という呼び方もありますが、これは英国式リフレクソロジーと同じものです。

東洋式と英国式の違いとして一般に良く知られているのは、刺激の強さです。東洋式はグイグイと刺激が強く、西洋式は比較的優しめといった印象が強いと思います。

金の指銀の指では、お客様に応じた適度なイタ気持ちいい強さで施術いたします。

リフレクソロジーの効果

リラックス

さて、そんなリフレクソロジー、もちろん様々な効果が期待できるのですが、

①血流、リンパの流れの改善、足のむくみをとり、ほっそりさせる

②内臓機能の改善

③ストレス解消

④体温を上げる

⑤リラックスさせる

などがあります。

足を刺激することで血流とリンパの流れが改善します。セルライトが出来にくくなり、老廃物や不要な水分が取り除かれることで疲労回復やむくみの改善が期待できます。

足の反射区を刺激することで対応する内臓の機能が改善します。内臓機能を改善することで疲れにくく、病気になりにくい身体になっていきます。リフレクソロジーでは悪い内臓に対応する反射区が固くなりますので、どこが悪いのかが分かります。そのため食事などもそれを考慮して行うことが出来ます。

リフレクソロジーは非常に心地よいため、緊張した心身をリラックスさせてストレスを解消することが出来ます。万病の元となるストレスを解消して健康な身体に近づけられます。

体を温める効果が期待できます。足裏の反射区などをマッサージすることで血行が良くなり、その結果、全身をめぐる血液の流れも良くなって、体がポカポカ温まるからです。

高いリラックス効果が期待できます。足裏などの反射区に心地よい刺激をあたえることに加え、肌に直接、素手でふれることによる安心感や温もりが、リラックス効果を高めてくれるためです。(実際、リフレクソロジーの施術中、脳がリラックス状態であることを示す、アルファ波が脳波に現れやすくなることが知られています。また、施術が始まってわずか5分でアルファ波が多く発生したという報告もあります。)

今までに、「肩こりが酷くて頭痛がしてるからほぐして欲しい。でも、肩を直接触られるのは苦手!」というお客様が何名様かいらっしゃって「それでは、肩には直接触れず、足裏の肩に関する反射区を中心にほぐしていくリフレクソロジーを行いましょう!」と提案し施術、帰りに「すごい肩コリがスッキリして頭痛がなくなったわ!ありがとう!」と正直、施術者が思っているよりもすごい効果を実感していただき、大満足でお帰り頂いたことが何回もございます。

なので、体は辛いんだけど、くすぐったい・痛い等で直接患部を触られたくないなんて方にもおススメです。

また、リフレクソロジーの効果をさらに上げる方法として、体を温めてから行うとより高い効果が得られるので、当サロンでは、足湯に浸けて足先から温めた状態から施術を行います。

脳にも作用する!?

人間の脳は三層構造になっており、いちばん奥に位置するのが、体温や呼吸、血圧の調整など生命維持に関わる「生命脳」です。

二層目にあるのが大脳辺縁系で、食欲や性欲、快感、恐れなど本能的な情動をつかさどり、「動物脳」と呼ばれます。

三層目が大脳新皮質で、理性による高度な判断を行い、「人間脳」と呼ばれています。足の運動を司る領域は動物脳と人間脳の間の丁度脳の中心に近いところにあり、非常にストレスの影響を受けやすいのです。

脳

強いストレスを受けたストレス過多の人は、脳の足の運動を司る領域の血流が著しく低下していたという結果があり、うつ病や不安神経症、不眠症、PTSD(心的外傷後ストレス障害)など、強い精神的ストレスが関係する心の病気の人は、脳の足の運動を司る領域が異常に低下していることがわかっています。

人はストレスを受けると、体の状態を調整する自律神経や免疫系・内分泌系が反応して、「闘争・逃走反応」と呼ばれる生理的な変化が起きます。

敵と戦うのも逃げるのも足の動きが重要ですから、過剰なストレスを受けると、脳の足の領域も悪い意味で異常に活性化するのです。(脈拍や血圧が上昇したり、消化器系の機能や免疫力が低下したりする)

足裏をもむことで、脳の足の領域が刺激され、血流が安定し、脳機能も正常化するのです。

すなわち、リフレクソロジーはストレスに多大な効果を発揮してくれるのです。まさに、現代社会を生きる人に対しての救世主といったところですね。