2020/12/25
日常の生活で誰もがなんとなくやってしまっている仕草、
放っておくと体の歪みや肩こり腰痛などの不調に繋がるかもしれません。
そこで今回は今すぐやめた方がいい、5つのNG動作を徹底解説していきます。
目次
①頬杖(ほおづえ)
TVを見ているとき、スマホを見ているとき、本を読んでいるときなど、
頬杖をつくクセがある人はかなり多いのではないでしょうか?
頬杖をつくと一番歪みやすいのが顎関節(あごの関節)と首です。例えば右の頬を
右手で頬づえをすると下のあごが左にスライドし顔が右に傾くため、頸椎(首の関節)も右が狭くなります。噛み合わせが悪くなり顎関節症を引き起こしたり、頸椎の右側が圧迫されるなど身体に悪影響を及ぼす恐れがあります。また片側のエラが張ったりあごが片側に寄ったりなど見た目のバランスも悪くなる影響があるので出来るだけ頬づえやしないように心がけましょう。
顔の歪みやお顔の悩みは
がオススメです。
②バッグをいつも同じ方の手や肩で持つ
出勤時やお買い物時など、バッグを持つ時間は皆さんにあると思います。(特に女性の方)
最近はノートパソコンを持ち運びしているお客様も多く、驚くほど重たいバッグを持ち運びしている方もいます。そんなバッグですが、皆さんはどのように持ちますか?おそらく、左右でバッグを持つ手が決まっているのではないでしょうか。
余談ですが私は左に持つことが多いです。
では片側の方ばかりでバッグを持つとどういうデメリットがあるのか?
まずカバンを持った方の肩が上がり、顔は逆方向に傾きます。これはショルダーバッグでもトートバッグでも同じです。
このとき一番負担がかかっているのがカバンを持った側の肩周りの筋肉です。
バッグの重みからバランスを保つために肩周りの筋肉が自然と緊張状態になります。
バッグを持つときやデスクワークなど、同じ姿勢で筋肉が縮んで緊張した状態を受動的筋収縮といい、反対にランニング時など腕を振ったような収縮を繰り返すような状態を
随意的筋収縮といいます。どちらも筋肉を使っているのには変わりませんが、動作を終えたあと肩こりを感じやすいのはどちらでしょうか?
おそらく前者ですよね?これは受動的筋収縮の時は筋肉の中を走る血流が低下し、随意的筋収縮の際には血流が増加することによるものです。
なのでバッグを長時間持つと肩コリになってしまいます。特にショルダーバッグでは付随して物理的に肩の筋肉を圧迫することになる為より注意が必要です。
また、骨格面では傾いた首や背中の関節も歪む恐れがあります。
バッグを持つ際は出来るだけ左右均等に持ってあげる習慣をつけるように心掛けましょう。
肩コリが気になる方は
肩の高さや背骨の歪みが気になる方は
がオススメです。
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③足を組む
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これもたくさんの方がついつい行ってしまっている仕草のひとつではないでしょうか?
お客様からも「足を組むのは良くないんですよね?」とよく質問を受けます。
結論を言えば足を組むのはやめた方が良いといえます。
足を組むことによるデメリットは骨盤・背骨の歪み、鼠系部付近のリンパや血流のつまりなどが考えられます。
右足を上にして足を組むとします。するとまず右の骨盤が後傾し重心が左にかかります。
そうすると上半身は重心を真ん中に戻そうとして右に傾けようとします。このとき腰~背中の背骨にカーブがかかり歪みが生じます。また右足を上げている為右の鼠系部が圧迫されるためリンパや血液の流れを遮る恐れがあります。
足を組むことで骨盤だけではなく背骨の歪みや下半身がむくみやすい、冷えやすい(冷え性)などの影響を及ぼすかもしれません。
通常、骨盤が正しい位置にある場合は足を組みたくなりません。足を組みたくなるということは骨盤が歪んでいるとも言えます。一度骨盤矯正を受けて、足を組まなくてもいい状態になりましょう。
骨盤の歪みが気になる方は
下半身のむくみが気になる方は
がオススメです。
④女の子座りや内股歩き
女性の方に多い女の子座りや横座り、内股歩きですが、様々なデメリットがあるので
すぐにやめましょう。
一つは股関節が固まりやすい。二つ目はお尻が大きくなるかもしれません。三つ目は足を組むときと同じで鼠系部付近のリンパや血流のつまりです。
まず一つ目の股関節が固まりやすいのはなぜか?女の子座りや横座り、内股は股関節の内旋という動きをしている状態になります。(あぐらをかく動きの反対)この内旋の動きばかりしていると股関節を開く動きや足を上げる動きがしずらくなります.
二つ目のお尻が大きくなりやすいですが、先ほどの股関節の内旋が大きく関わっています。股関節が内旋すると後ろから見た場合股関節が横に広がりお尻の筋肉が使われず、緩んでしまいます。これがお尻が大きくなる理由です。
詳しく知りたい方は下のブログにも書いてありますのでご覧ください。
反り腰の落とし穴…
三つ目の鼠系部付近のリンパや血流のつまりですが、これも股関節が内旋することで股関節の位置が通常より内側にくることにより鼠系部周りのスペースが狭くなることが原因です。足のむくみや冷え性の原因にもなりますので出来るだけ座るとき、歩く際は内股にならないよう気をつけましょう。
上記のクセが気になる方は
がオススメです。
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⑤テレビの位置が正面にない
テレビの置いてある位置が座っているイスやソファーに対して斜めだったり横にある場合は注意が必要です。
パソコンのモニターが斜めや横にある場合も同様です。この状態が習慣化すると体が捻じれるような歪みを引き起こします。
特に首の捻じれが強く出てしまいます。写真撮影の時など「顔を真っすぐして下さい」とよく言われる方はもしかしたらテレビやモニターなどを斜めに見る時間が長くはありませんか?
当店のお客様で体の捻じれが強い方に伺ってみると大半の方が当てはまります。体が捻じれると背骨の関節に支障をきたしたり、筋肉の左右のバランスも崩れやすい為気をつけましょう。
改善策としては、ご自宅のテレビやパソコンのモニターなど可能であれば出来るだけ正面に配置するようにしましょう。実際に肩こりや首の不調が改善された方もいます。
上記のクセがある方は
がオススメです。
まとめ
以上ついついやりがち5つのNG動作をあげてみました。
上記の5つはちょっとしたことですが習慣化することで筋肉や脳がその悪い状態が正常なのだと間違ったインプットをしてしまいます。
やがて骨格も悪い状態に固まってしまいます。
少しずつ意識をして、脳に正しい姿勢を覚えさせるよう促がします。
無意識を改善することはとても難しいことですが繰り返し行うことで必ず体に良い反応をもたらしてくれます。
また、ご自分の体の歪みは人から言われて初めて気づくこともあります。
当店にご来店されましたら「私の体歪んでますか?」とお尋ね下さればスタッフが歪みや体の状態をご説明します。悪い習慣が見つかる糸口になるかもしれませんのでお気軽にお聞きくださいね(^u^)