2020/05/15
なんだかくすんできた、シミが目立つようになってきた…そんな人に知って頂きたい「老けない顔」をつくるお手入れのコツーそれは、不要な刺激を避けて肌トラブルの元となる炎症を防ぎ、自分の皮脂など保湿成分を生かして肌バリア機能を高めること、そしてストレスケアにありました。
知っていそうで勘違いも多い肌のお手入れ。あなたはできていますか?
読むだけで老け顔防止!日々のちょっとした習慣でさらなる美肌を手に入れましょう(*˘ ˘*)
目次
✱老けない顔をつくるお手入れ○と☓
Q.ストレスはニキビ、肌荒れだけでなく、たるみも招く?
A.◯
心理ストレスでコラーゲンが減る
ストレスを受けると、顔が急に老けて見える…と感じている人も多いと思います。この実感が正しいことが明らかになっています。
これまで心理ストレスから生じる神経伝達物質が、かゆみを誘発することは知られていました。最近、この物質がコラーゲンをつくる線維芽細胞に結合すると、コラーゲン産生を抑制することが分かってきました。
特に肌の透明度や光透過性を高めるⅢ型コラーゲンが減り、肌の弾力が落ちるだけでなく、くすんで見えるようになると考えられています。
Q.洗顔は泡が大切?
A.✕
泡はなくてもいい。こすらないことが大切
洗顔の際、一生懸命もこもこ泡を作っていませんか?実は泡立てる必要はありません。
汚れは油溶性です。洗顔料は汚れを界面活性剤でくるみ、水に溶ける形にして流すことが目的です。もこもこにしなくても役割は果たせます。
一般に、泡立てるのは手が肌に触れないようにするためですが、泡立てたからといって必ずしも手が肌に触れないわけではありません。泡立てようと洗顔料をたくさん使えば、脱脂力が強くなりすぎることもあります。
「肌をこすらないこと」に気をつけて。
Q.保湿が1番大切。いつでも化粧水、乳液、クリームをたっぷり塗るのが良い?
A.✕
塗る量で保湿力の調整を
肌の状態は季節や環境により微妙に変わります。皮脂量は室温に比例していて、夏場は多くなります。冬は湿度が下がるために水分蒸発量が増えて、潤いが減りやすくなります。自然に分泌される皮脂の量などを考え、バランスの良いお手入れが必要です。
乾燥する季節には、まず量を増やす。クリームを使っても乾燥するという人は、使用量が不足している傾向にあります。
クリームを使っても乾燥肌を感じるなら思い切って量を増やしましょう。そして翌日も乾燥していたら、さらに増やす。量を増やすほど保湿力は高まります。
まだ暑いうちなら、逆に「1週間肌断食」に挑戦して、自らの保湿力を高めるのも手です。夏のうちから皮脂の水分量を増やして秋の乾燥に備えましょう。
★夏の終わりに保湿力UP!1週間肌断食★
①Tゾーンに泡をおき、全体に広げる。
②ぬるま湯で優しく泡を流す。
③水気を軽く押さえて、20分ほどおき、皮脂や水分が出てくるのを確認。スキンケアはしない。
※20分たっても乾燥がひどい場合は、適宜スキンケアを。
Q.日焼け止めはしっかりのばすのが良い?
A.✕
量が不足しやすい。のばしすぎると効果減
日焼け止めは伸ばしすぎると効果が減ります。日焼け止めの効果を表すSPF(紫外線防御指数、UVB防止効果)やPA(UVA防御指数)は1平方cmあたり2mgの日焼け止め剤を使って評価しています。
乳液タイプなら全願で500円玉大の量を使う計算です。少量をしっかりのばしてしまうと規定量に達せず、指数通りの効果を発揮できません。
白浮きが気になるのであれば、白浮きしにくい紫外線吸収剤タイプか、色つきのBBクリームやCCクリームを使うと良いでしょう。
Q.化粧水はコットンでつけるのが良い?
A.△
刺激を減らすには手が1番良い
コットンか、手か――気になる化粧水の付け方。化粧水の成分を浸透させるという意味ではどちらも同じです。ある程度肌につけば浸透します。
ですが、刺激を減らしたいなら手。コットンは“目”がある分、刺激になりやすいです。
刺激が気になるなら手でつけるのが1番良いですが、コットンを使うならパッティングではなく、やさしく円を描くように肌の上をすべらせると、不要な角質をとる“拭き取り”効果が期待できます。
刺激が不安なら、週に1回以下のスペシャル角質ケアとして行いましょう。なお、乳液は湿らせたコットンで塗るとベタつき感を軽減できます。
✱ストレスが肌状態を左右する
肌は心の状態を映す鏡といわれるほど、ストレスの影響を受けやすいです。ストレスはニキビ、シミなどの多くの肌トラブルの発生と悪化にかかわることが国内外の研究で明らかになっています。
ストレスホルモンの影響でニキビや肝斑、シワ、乾燥肌に
ストレスが多いと肌トラブルが生じやすいことはみなさんよくご存知だと思います。
ストレス度が高い人は肌がかゆくなる掻痒症(そうようしょう)が多くあり、ニキビがストレスの感じやすさと関連するという研究もあります。
また、シミの一種の肝斑は不安な傾向と関連があり、ストレスフルな出来事の後の発生が4~7%の人に、悪化が26%に見られたと報告されています。
これらの肌トラブルはすべてストレスホルモンの影響によると考えられています。またストレスをによって乾燥肌になることも。
人の脳はストレスを感じると、免疫や代謝に深く関係しているコルチゾールというホルモンの分泌が促されます。コルチゾールはストレスホルモンと呼ばれており、過剰に分泌するとセラミドを分解するといわれています。
セラミドは、お肌の角質細胞に存在しお肌の潤いを支えている大切な成分です。セラミドは、角質細胞の間をうめる細胞間脂質の約50%を占めており、角質内の水分を保持する重要な役割を持っています。
またセラミドは、外部の刺激から守るバリア機能のサポートも果たす大切な成分です。セラミドが減少してバリア機能が低下すれば、お肌は荒れ放題。乾燥肌はもちろんさまざまな肌トラブルを招きます。
ストレスによって影響を受けるホルモンは、その他にもあります。お肌のハリやツヤを保つために欠かせない、女性ホルモンのエストロゲンの分泌を減少させるといわれています。
ストレスでエストロゲンが減少してしまうと、毎日しっかりとお手入れしていてもお肌の潤いをキープするのができなくなってしまうのです。
ストレスが蓄積されると、体の自律神経のバランスが乱れ、お肌の新陳代謝といわれるターンオーバーの乱れや冷え性などを引き起こします。身体の冷えはターンオーバーの乱れの原因でもあります。
美肌をつくる理想的なターンオーバーのサイクルは28日(4週間)とされています。しかしストレスによってサイクルが乱れてしまうと、自然とはがれ落ちるはずの古い角質がお肌に残ってしまいます。
体外に排出されるはずの古い角質がどんどんお肌に蓄積されていくと、毎日のスキンケアでせっかく保湿成分の入った化粧水や美容液をたくさん付けても、浸透しにくくお肌の水分量はどんどん低下していくばかりなのです。
また、慢性ストレスが肌老化を進めることも判明。マウスを28日間ストレス状態に置いた実験で活性酸素による肌の酸化ストレスが増加。真皮のⅠ型コラーゲンが減り、シワが増えたと報告されています。
十分な睡眠、リラックスすることが肌を回復させる
質・量ともに良好な睡眠がとれている人は肌のバリア機能が高いことが分かっています。
よく眠れている女性は、紫外線照射後の肌の回復やエイジングスコアにおいても睡眠に問題がある人より優れていたといいます。
睡眠が障害される睡眠時無呼吸症候群を治療して、よく眠れるようにすると、見た目が若返ることを確かめた研究もあります。
腹腔鏡での胆嚢摘出手術を控えた患者に手術前の3日間と術後7日間、1回45分の精神療法を行うとともに自宅でリラクゼーションCDを聴くよう指導した研究では、患者のストレスが減り、術後の傷の治りが良くなったといいます。
私達は生きている限りストレスと切っても切れない関係ですが、うまく対処していくことができれば、心にも体にも必要以上のダメージを負わずにすみます。
自分なりのストレス解消法を見つけてみてください。
✱おわりに
日々のお手入れやストレスマネジメントで、乾かない、荒れない、くすまないなどの肌老化を改善できます。少しずつ毎日の生活に取り入れて、いつまでも若々しい美肌を手にいれてくださいね(*˘ ˘*)
東京の江東区清澄白河にある当サロン金の指銀の指では、フェイシャルエステも行っております。
フェイシャルエステのメニューとしては、
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詳しくはメニューからご覧いただけます。
お顔に関してのメニューでは、
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